イャンクック。この言葉は一生忘れない、否、忘れたくても忘れられない、強い強い想いが篭っている言葉だ。

 MHGをリアルタイムでプレイしていた当時、このモンスターがどうしても、どうしても倒せなかった。振り返ってみても、順調にドスランポスを倒せた時の気持ちの高ぶりから、「どうせこの次も余裕でしょw」と調子に乗っていたのは否定しない。ちょっと強いドスランポスくらいにしか考えていなかったのだ。実際には全く歯が立たず、その強さをまざまざと見せ付けられる事になった訳だが。

 クックやドスランポスの前に卵運搬クエストのリオレウスとも相見えてはいたのだが、実力差が大き過ぎたのか「悔しい」と言う思いまで至らなかった。でもクックは違った。自分でも何故だか分からないが「何としても倒したい」と、そう思わせてくれた。

 比喩でも何でもなく、クックを初めて討伐するのにおよそ3日程かかっている。モンハンだけやり続けていた訳ではないので、実際には1日あたり4時間程度だったろうか。結果的にそのくらい時間をかけなければ倒せない相手だった。勿論その当時は所謂「縛りプレイ」もしていないので、閃光玉から落とし穴、大タル爆弾や追加物資の現地調合まで何でもアリだ。それでも倒せなかった。

 今とは違い、攻略サイトや動画での討伐事例を見る事が出来ない当時、モンハンを持っている友人達にコツを聞いて回った。「落とし穴に落としてから爆弾を置くと爆風を当てやすいよ!」と言った意見や、「閃光玉は素材を持っていけば、向こうで補充出来るんだよ!」と言った意見まで。1つ1つが貴重な意見で、全て参考にさせてもらった。

 …それでも倒せなかった。今考えると(今でもそうだが)絶望的にゲームがヘタだと思う。普通ならばもっと簡単に諦めて別の事でもする所、何故かモンスターハンターと言うゲームは続けられた。それ程までにとてつもない魅力があるゲームなのであろう、諦めると言う選択肢は全く無かった。

 アドバイスをもらって何度か挑戦し、初めて倒せたときは40分。たしか40分だったハズだ。とても時間がかかった。しかしながらやり遂げたのだ。やればできるのだ!この時の達成感は、人生の何に於いても超える事の出来ない、ぶっちぎりぎりの1位に輝いている。シリーズを通してほぼ全てのクエストをソロでクリアしているが、この時の嬉しさに並ぶ程の興奮に出会えた事は未だに無い。(ちょっと悪口)

 超絶に前置きが長くなったが、コレがイャンクックと言う言葉に対する想いだ。さぁ、そんな大好きなイャンクックをいざ倒しに行こうではないか。

お金を沢山貯めたのには理由があるのだが…。(次回へ続く)

 特使からの依頼で、ジャングルに出没する自然を荒らし回るモンスターに鉄槌を下せとの事だが、逆に鉄槌を下され続けた方の気持ちも少しは汲んで欲しいと思う。今はそんな事は無いと思うが。

しっかりとこんがり肉を忘れている。抜け目が無い。

 今回もすっぴんボウガンでの挑戦だ。前回のドスランポスに対しても悪くないダメージを与えられていたと思うので、ココまで来たらランポス一式はすっぴんのまま行こうと思う。

ハンターの優劣は死闘をくぐり抜けた回数。重い言葉だ。

 今回も村長からのアドバイスが入る。色々と物資を手配してもらっているのだが、一番嬉しいのはLV2 通常弾の支給。クックがエリア移動した際に取りに戻って来ようと思う。

 支給品を取り終えて2番に入るとムービーが挿入。颯爽と登場するイャンクックに過去のトラウマが頭を過ぎるが、今では何度も倒している相手だ。然程苦労する事も無い…ハズ。

耳をたたんでいるが、弱っている訳ではない。

 ムービーが終了すると再び村長からのアドバイスが。注意深く観察して、弱ったら全力で追いかけろ、と。巣に戻ると体力が回復する事が示唆されているのだが、残念な事に巣の位置を覚えていない。そういう事情もある上にマップの把握は苦手なので、ペイントボールを当てて戦闘開始。幸い2番は小型モンスターが少なく、比較的戦いやすい場所だ。

弱点は頭と腹と翼。それ以外はあまり有効打にならない。

 威嚇(嘶き)中は無防備なので頭を狙っていけるのだが、それ以外のタイミングだと狙いを定めている間に次の行動に移られる事が多いので、腹や翼、狙える所を狙って撃ち込んでいく。こだわり過ぎて手数を落とさない様に気をつけていく。

先にある顔を見越して撃ち込むのだ。

 村長のアドバイスにもあったのだが、このジャングルは視界が悪い。これが結構困り者で、部位の正確な位置が掴み切れない。ある程度予測をし、撃ち込んでいかなくてはならない。

耐性のおかげか、火炎攻撃もそこまで痛くない。(写真は2発分のダメージ)

 今まで何回も戦っているハズなのだが、何故かリロードのタイミングが掴みにくい。それに加えて照準を動かしている間に距離を詰められる事が多く思える。適正距離を保ちながら立ち回るのが他のシリーズと比べて難しいと感じた。意外と苦戦しそうな予感が…。
 
 クエスト開始から6分を過ぎた頃、1回目の怒り。攻撃力とスピードが格段に上がる。ついばみの際の跳躍1回で、ハンターの回転回避3回分の距離を詰めてくるようになる。更に、基本的なスピードが上がった分、コチラの立ち位置調整に時間がかかり、なかなか攻撃できる隙が見当たらない。強い…。
 
 しかし怒ってからは連続火炎攻撃を出す頻度が多く、攻撃の手数自体は然程変わってはいないとも思えた。無事に避けられれば、の話だが。

弱った!

 怒りが収まった7分過ぎ、耳をたたむ。その後、3番へ移動。そのまま向かってもいいのだが、コチラの弾数も減ってきたので支給されたLV2 通常弾を取りに向かう。そのまま3番へ向かおうとしたが、クックが1番へ移動。後を追う。

ココはランポス達の縄張りだ。

 視界が悪い上に取り巻きがいるのが厳しいが、弱っているクックを優先し、ランポス達は倒さずにクックに集中。周りが見えなくなるのでスコープは使いにくいが、簡易照準で銃口操作が出来ないので、素早く切り替えながら撃ち込む事を意識していく。ランポス達に囲まれながらも頭を狙ってしばらく撃っていくと、無事討伐。

おもいっきり映りこむランポスさん。

 今回はおよそ10分でクエストを達成。初討伐時が40分なので、なんと30分も短縮する事が出来た。素直に嬉しい。そのまま進めて報酬画面を終えてみると…。

遂に訓練所の開校知らせが届いた。

 …そう、訓練所だ。勲章の為にクリアしなくてはならないのだが、P2G以降のスタイルではないので、苦手意識が強い。いや、クックの討伐でコレだけ成長できているのだ、きっと訓練所でも成長が見られるだろう。見られるハズだ。見られるといいのだが…。